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くろすけ雑記帳

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ネフェルティティとバビロン

ネフェルティティとバビロン

 くろはドイツも大好き。

というわけで、ドイツにはベルリンから始まり約一ヶ月を費やしてぐるっと回ってみた。
 
 ベルリンで印象に残っているもの。

 それがシャルロッテンブルグ宮近くのエジプト博物館の王妃ネフェルティティの胸像。
 どこにあるか知らなくても、何かの時に見た事のある人が多い胸像だと思う。私も写真でみたことあるけど、ここにあるの知らなかったもの。
 他の胸像とともに飾られてはいるものの、存在感は抜群!!他の者達も学術的に評価が高いものとは思うけど、まるで御付きの者達のように見えてしまう。美しいです。
 場所が、少し中心から離れていたので、ガンガン歩いたけど。行ってよかった。
 
 そう、なんだか地下鉄でぴゅん、と目的地に行ってしまうのがこの街だともったいないような気がして、ひたすら歩いていた。宿のおばちゃんにびっくりされたくらいだ。
 そのシャルロッテンブルグ宮からZoo駅、6月17日通り、ジーゲスゾイレ、ブランデンブルグ門、ウンター・デン・リンデン、そしてアレグサンダー・プラッツ。でも、道一本だから迷わないし。
 
 そしてもう一つ、川沿いにあるペルガモン博物館。
 建物からして、古代の収蔵物にあふれていることを期待させるようなエジプト彫像の立ち並ぶエントランス。
 中に入ると、壁一面に集めたギリシャの神殿の壁画を張り合わせた一室があった。座っているだけでも飽きない。
 
 そして、バビロンのイシュタル門。青いタイルが美しい…。
 勝手なイメージとして。茶色の砂漠を旅してきた人たちにしたら「青」っていのちの色だと思う。水の「青」は砂漠のオアシス。そんな青をきらめかせる大きなイシュタル門、下の方はライオンが威風を放っている。当時は今より緑が多かっただろうけど、楽な旅をしていたとは思えないので「来たぞー、着いたぞー」って感動したのだろうな。

 ベルリンのイメージは五年前にはまだ混沌としている感じだった。

 泊まったペンジォーンのおばちゃんは、これまた気さくないい人。でもドイツの人でなくもともとハンガリー出身だとか。壁が壊れてから、色々なことが変わってきた。今のほうが楽だと思う事も多いが、物価の急騰にはかなわん…など、話してみないと見えないことを聞いたと思う。
 それから街を歩くと、工事しているところが目に付き、整備の途中なのだなという感じになった。
 ま、五年前の出来事。今はまた違っているだろうな。またいかなくちゃ。


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